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2011年01月 アーカイブ

風邪と皮膚の関係

最初に一つできてから、2~3週間目くらいまでは増え続け(顔にできることは少ない)、その後は徐々に消えていき、4~8週間で治ります。


・・・このように自然に治ることや、電子顕微鏡によってウイルスに似たものがみつかったことから、今では、その原因はウイルスであろうといわれています。


全身症状もなく、しみ レーザーなどの対症的治療だけで、自然治癒するため、その経過(2~3週間くらいまで増える)を知っていれば、それほど問題となる病気ではありません。


余計な治療はかえってマイナスになります。


日常生活では、この病気がウイルスによるとすれば、伝染性が問題となります。


しかし、現実には家族でさえあまり伝染することもないのです。


風邪がすべての人にうつらないのと同じです。


むしろ、ウイルスに攻めこまられたのですから、自分のからだのほうが弱っていると考え、休養をとりましょう。


その他、熱もないため、日常生活で、特に食事、入浴、運動など制限をする必要はありません。


いわゆる、軽い風邪並みの扱いでいいでしょう。


この病気とそっくりなのが、梅毒H期にみられるバラ疹です。


・・・したがって、身に覚えのある人は、念のため梅毒血液検査も受けたほうがいいのです。

円形脱毛症について

円形脱毛症は、俗に「たいわんはげ」とか、「まるはげ」といわれます。


・・・ある日突然、丸く毛が抜けているのに気づきます。


髪の毛だけでなく、眉毛やひげの部分にも起るのです。


丸い脱毛が起る原因としては・・・


1.その場所の皮膚病のため[おでき(痴、膿皮症)、虫刺され、疲痕(怪我、全身性エリテマトーデス、強皮症など)、ムチン沈着、癌の転移など


2.全身性の病気による[鎌状赤血球症、梅毒(H期)、糖尿病、甲状腺疾患、肺炎、チフス、膠原病など


3.薬剤による(抗血液凝固剤、抗腫瘍剤、経口避妊薬など)


4.機械的刺激による(抜毛狂、結髪性脱毛症、乳児仮性脱毛など)


・・・これらの場合などがわかっています。


したがって、丸く毛が抜けたら、これらの原因がないかをまずチェックします。


しかし、実際に外来を訪れる患者さんのほとんどは、1~4の原因がない人であり、いわゆる円形脱毛症と診断されます。


その原因は不明ですが、遺伝的素因、自己免疫、内分泌異常、精神的因子などが考えられています。


その経過は、ほとんどが自然治癒するものの、本人にとっては重大問題です。


「このまま全部抜けるのでは?」、「人にみえるのでは?」・・・と。


原因のわからないこの病気の決定的治療はありません。


もちろん、魔法の毛生え薬なんてあるはずがないのです。


しかし、肝斑 レーザー治療などを行っている皮膚科へ行き、専用の薬をもらえば改善されます。

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